2010年03月03日(水)
雛祭り 桂雛 [紬の里]
今日は桃の節句 雛祭りですね
先日紬の里に飾ってあるお雛様をご紹介しましたが、今回は 茨城県郷土工芸品に指定されている「桂雛」をご紹介したいと思います。
桂雛は、人形の体部を一貫して手作りで製作する技術が評価され、平成3年より茨城県郷土工芸品に指定されています。
桂雛は特に、衣を重ねて着るときに袖や裾に現われる配色にこだわって作られており、一般的な雛段のように正面から見あげる視点の飾りではなく、上から見る立体視点の美しさが特徴です。
近年は、伝統を守りながらも現代の住空間にもなじむ美しさが高く評価され、平成18年には「いばらきデザインフェア」において特別賞を受賞、昨年も同事業のセレクションに選定されました。
2009年度の「いばらきデザインフェア」での作品は、衣装に結城紬、屏風には西の内和紙と、茨城の最高品質の素材を採用。県指定工芸品である桂雛の伝統技術と郷土の素材が調和した格調高い一組です。
衣装の結城紬は、当社の作品が使われております。
Posted by tsumugi at 17時54分 トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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